カウンセラーの仕事とはどんな仕事?

カウンセラーの仕事は、「話しを聴く」事から始まります。

 

カウンセラーのもとに訪れる人のことは、
「患者」ではなく「クライエント=来談者」と呼びます。

 

カウンセラーは医者ではないので、
心の病を完治させることはできませんし、
単なるアドバイザーでもありません。
どんな悩みにもたちどころに解決する万能力者でもありません。

 

カウンセラーは、悩みを抱えている人の自己治癒力、
つまり、自分で立ち直ることができるように援助します。

 

そして、カウンセラーの仕事は、
まず、相手の話をじっくり聴いてあげるところが始まりです。

 

話を聴きながら、クライエントがどのようなことに困っているのかという
悩みの存在をはっきりさせ、
その悩みはどのような部分から生まれたものなのかを
会話を重ねながら明確にしていきます。

 

そして、原因を明らかにし、クライエント自身が、
自分はこの先、どのように対処していけばよいのかを
気づくことができるように導いていくのがカウンセラーです。

 

また、クライエントの状態によりますが、
話を傾聴するだけでなく、いろいろな手法での治療を必要とします。

 

たとえば、砂の入った箱の中に、建物や人物、動物などの模型を
自由に並べてもらう箱庭療法で、クライエントの内面の世界を表現してもらうなどします。

 

この箱庭療法をすることによって、
箱庭が完成されていく段階で、クライエントの心が開放され、
カウンセラーもクライエントの精神状態を把握することができます。

 

また、カウンセラーによっては認知行動療法や拘留分析療法、
イメージ療法、夢分析などを用いながら治療を進めていきます。

 

ただし、あくまでも、どのような場合も、
カウンセリングの基本は、面接を重ね、話を聴くということからはじまります。

 

話を傾聴することによって、問題点と解決策を探り出していくのです。

 

カウンセラーという仕事は華やかではない

 

メンタルケアに関心が強い人が多くなっている昨今、
カウンセラーという仕事に就きたいという人も増えています。

 

しかし、カウンセラーという職業は、
決して華やかなものではありません。

 

むしろ、根気の要る、とても地味な仕事であるといっても
過言ではないでしょう。

 

クライエントの話を傾聴することによって、
クライエントの心の中に入り込み、
信頼関係を築きながら、悩みを解決していくことは
容易なことではありません。

 

カウンセラーを目指すのであれば、
その点はしっかりと認識しておくべきでしょう。